バリアフリー賃貸物件と聞くと高齢者向けの物件を想像するという人が多いのですが、実は最近建てられた物件はなるべくバリアフリーに近い形になるように建てられているのです。例えば、玄関に上がり框がなかったり洗面所やお風呂に段差がないように作られているというような賃貸物件がかなり多くなってきているので、高齢者はもちろんですが、若い人の間でも普通のことと考えられるようになってきています。高齢になってくるとどうしても足腰が弱くなってきてしまっていますので、転倒防止のためにもバリアフリーの賃貸物件に引っ越しをしようと考える人もいますし、夫婦どちらかに先立たれた場合広い家を持て余してしまうということから今住んでいる家を売って賃貸物件に引っ越しをするという人もいるのです。こういった場合先々のことを考えてバリアフリーの物件を借りようと考える人がかなり多いのですが、現代ではほとんどがフラットな床になっているということから、あまり心配せずとも普通に物件を探していれば見つかるというようなレベルになってきているのです。
バリアフリーの物件は転倒の心配が少なくなるというようなメリットがありますが、玄関から虫が侵入しやすいというようなデメリットもあります。上がり框があると虫は登っているうちに落ちてしまったり家の中までは入ってこられないということもありましたが、上がり框がないことで虫が入ってきやすくなってしまうということがありますので、虫よけはしっかりと行っておくことをおすすめします。